元祖!熱唱オンエアバトル! 第3回放送
T:さあ〜、始まりました。元祖!熱唱オンエアバトル。 司会のTAKAHASHIです。 まずは、運命の計量から参りましょう。 The future not seen is got over ♪ Rain inside ずぶぬれになっても 僕は立ち尽くす 戻るはずない君の姿を待ちながら 思い通りに行かなかった僕の恋物語 悲しくも思い出になっていく君と過ごした日々
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T:安定してます。 水槽の一日 ♪ スピア この二人を見て神は嘲笑うだろう 僕は何も出来ないまま慌ててるだけ そして二人は同時に何かを失った 二人は同時に同じ物を失った・・・ 奴は最後に息絶えた・・・
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T:ただいまトップ MER ♪ waik together 誰もが過ごす長い日常を生きがいもなく生きる ゆっくりと、1秒ずつ 誰かに頼ることも拒みいつもみたく夜を過ごす ゆっくりと、1秒ずつ
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T:もう少しほしいところです。 櫻井智博 ♪ アルバム あの楽しかった時の記憶がよみがえる まだ見ぬ世界に希望を持っていた この頃の僕の顔は生き生きしている
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T:現在3位タイ 東京ジュリアナ宴舞団 ♪ 夜、君への唄 今夜はどんな夢を 見れるんだろうか 明日は君とどういう 時を過ごそうか
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T:前回とは打って変わり低KBです。 ブループール ♪ 未来へ… 時の流れに乗って僕はここまで来た 一人でここまでこれたわけではない 家族や友人の助けがあってここまでこれた みんなの愛情が僕を育ててくれた
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T:最低記録を下回った。 今回は、3位が2組居りますので、オンエアは4組となります。 それでは、オンエアされる4組の発表です! 1位 水槽の一日! 2位 The future not seen is got over! 3位 MER! 3位 櫻井智博!

田螺:早いうちに勝ちを稼いでこそ生き残れるのです 魔導:なんて汚ねぇ奴だ T:記録を持った曲で連勝 水槽の一日
<スピア> 「君は誰だい?」 見知らぬ姿に尋ねてみる 擦り剥けた服に ボロボロの身体 それでも奴は強かった 一本の長い槍片手に この時代を生き抜いてきた証を 奴は誇らしげに掲げていた 「歩いてきた道程は決して無駄じゃない」って 此処に迷い込んだ僕にそう語りかけた 奴の心は真っ直ぐだった この道真っ直ぐ歩んできた それが生きた証さ 迷いも無い 奴は誇らしげに笑った それは一面に響き渡った そう 先端が光った槍と共に 奴は僕に 何か話し掛けてきた 言葉にならないけど 奴は頑張っていた 傷だらけの破れた 布服に一つの証 どうやら奴はサバイバルのような生活をしてきたんだとか 都会の生活に慣れきってる自分 そんな傍ら笑う奴が大きく見えた この道の果てには何が見える? そこに住み慣れた奴も知らない 好奇心が心の壁を越えた時 僕は瞬間的に走り出した それを止めてきた奴の声も 振り切った 目の前に光が見えてきた 僕の鼓動は速さを増していた 何かが落ちた音がした 同時に 静かな森に響き渡る悲鳴 見渡せば奴が居ない どうしたのかと思って覗き込んだ 案の定 奴はそこにいた 辺りが赤く滲んでいた 槍の先端がボロボロに傷付いていた 何が起こったのか 混乱してきた そして奴の側に歩み寄る 微かに感じる息 奴をまだ諦められない 問い掛けた 冷えて固まった身体は動く気配が無い あの強さはどうした?そんな僕の声が届いているだろうか 頼む 動いてくれ! せめて生きてきた証を証明してくれ! 静かな森の中に一人の叫び声が木霊する 絶望に暮れる僕のすぐ側に 一つのひ弱な声が真っ直ぐ耳に入った 奴は最後の力を振り絞って 僕に何か伝えようとした でも何を言っているのか分からない 奴の伝えたいことが分からない 徐々に弱る声 混乱する自分 静かな深い暗い森の片隅で cry 誇らしげな弱る奴に 強がり・貧弱 何も出来ない自分 この二人を見て神は嘲笑うだろう 僕は何も出来ないまま慌ててるだけ そして二人は同時に何かを失った 二人は同時に同じ物を失った・・・ 奴は最後に息絶えた・・・ そして僕はその場で倒れそうになった そして僕は奴の身体を静かに埋めてやった 奴が持ってた槍と共に そう 僕が出会ったのは何よりも強い戦士だった
ありがとうございます。ではThe future not seen is got overで 「Rain inside」 T:初オンエア!兄弟対決は兄の勝利! The future not seen is got over
<Rain inside> 降りしきる雨の中 僕はただ立ち尽くす 君が僕に背を向けていってしまった時からずっと 思い通りに行くことが少ないこの世界で 思い通り良くことを望んでいた 僕の恋物語 雨でかすむ目から大粒の涙が流れてくる それに混じるように大粒の雨が振ってくる 雨音が僕を慰めるかのように 大きくなっていく 雨はずっと降り続ける ずぶぬれになっても 僕は立ち尽くす 戻るはずない君の姿を待ちながら 思い通りに行かなかった僕の恋物語 悲しくも思い出になっていく君と過ごした日々 かすむ目の前にいない君が見えてくる でもただの残像とわかると また大粒の涙が流れてくる この雨はまるで僕の心のうちのようだ でも一つだけ違うのは 振り続けるのは君への思い 無理やり思いを心にしまうけど しまいきれずに飛び出していく 徐々に小雨になり希望に満ちた太陽が出てきても 僕の心は大雨のまま すっと君への思いがふち続ける 今外に出てる虹は僕の心の中には出てこない
一応、意味深に仕上げようかなぁと思って作りました T:3位でオンエア! これから連勝街道突っ走る! MER
<walk together> 乾いた空の下を1匹の小さな犬が歩いてた お腹をすかして彷徨って 顔無き人からは無視された いつも通りの生活でそこまで辛くは感じなく あまりにも孤独に慣れすぎて同じ仲間たちさえ遠ざけた 夜は小さな駅が宿代わり、ベンチの下が寝床代わり 何もするわけでもなく生き続け存在理由すら感じない ただ呆然と毎日を徒然なるまま忘却し 道の端のほうを歩き続ける 理由などあるはずもないのに 誰もが知るこの長い道をただ歩くだけに生きる ゆっくりと、1歩ずつ 「止まれ」の標識の意味も知らず自分の本能に任せる ゆっくりと、1歩ずつ 最終電車を乗り過ごしただ呆然と立ちつくす タクシーつかまえる気力も無くベンチにもたれて眠くなる ところが下の方に何かいる 寝る気になんかなれやしない 下を見たら犬が寝てる 寂しそうな鳴き声と共に すると犬はこっちの方を見て目で邪魔だと訴える 悪いが今日はここが家だ 邪魔と思われても我慢してくれ 思ったところで人と犬 意思が伝わるわけがない ただでさえ人と接することを拒み続けているのだから 誰もが過ごす長い日常を生きがいもなく生きる ゆっくりと、1秒ずつ 誰かに頼ることも拒みいつもみたく夜を過ごす ゆっくりと、1秒ずつ ここは俺の唯一の居場所だ お互い考えは一致した お互い言葉は通じないがそれでも追い出そうと吠えあった 夜の静寂の中響きあう異なった声の投げ合いが 気づけば以心伝心してた 何故か気持ちが通じてた 誰もが感じる「一緒の喜び」を久しぶりに感じていく ゆっくりと、1人ずつ 誰かと話すことに慣れず笑いながら戸惑う ゆっくりと、1匹ずつ 次の夜ベンチには誰もいなくただ風の音がこだまする そことは別の場所で新しい道を歩みだすものがいた
2連勝ありがとうございます。しんみり聴いてく ださい「アルバム」 T:2連勝! 兄に負けても勝ち組だ! 櫻井智博
<アルバム> ふと見つけた古びた本 中を開いてみるとアルバムだった その中を見た瞬間懐かしさが僕を包んだ 中にはたくさんの僕の写真 仲間と肩を組んで撮った写真 「このときは楽しかった」この言葉しか出てこない 今は心から溢れるほど悩みがあるのに このときは探しても悩みなど見つからなかった あの楽しかった時の記憶がよみがえる まだ見ぬ世界に希望を持っていた この頃の僕の顔は生き生きしている その写真を大事にしまい 次のページを開く そこにはさっきと違いほろ苦い思い出の写真 その写真は仲間の写真より大事にとってある君の写真 「このときは幸せだった」悲しくも過去の話 今まで心から捨てたはずの君への想いが 今になって生まれ大きくなっていく あの君が消えたときの記憶がよみがえる まだ見ぬ残酷なことも知らないで この頃の僕の顔は幸せな笑顔 あの時流した涙がまた出てくる 涙で濡れた君の写真を握り締め そしてまだしわくちゃだけどアルバムにしまう まだ未熟な僕に「楽しい時もあるしつらい時もある」 ということを教えてくれた僕のアルバム ほこりを払いまた大事にしまう
オフエアコメント [東京ジュリアナ宴舞団] Vo「またきます」 [ブループール] うわ
ジャッジペーパー The future not seen is got over> この雰囲気を最後まで 引っ張った分統一感が ありますね。 多少の誤字を除けば内 容は完璧という訳で。 水槽の一日> この作品を持ってきた ほど、私は追い詰めら れていると言うことで す。 MER> 私には合わないのでし ょうか。 後半から文体自体が詞 には向かないんじゃな いかって思えてしまっ て。 櫻井智博> 表現技法の他は秀逸。 語呂の悪さと文体自体 がネックでしょうか。 東京ジュリアナ宴舞団 > 本筋がハッキリしない ので何を表に持って来 たのかが曖昧なので す。 ゆえに文章自体が整っ ていないかなと。 ブループール> 雰囲気のみが先行して しまって本筋自体が薄 れていたのが勿体無 い。 表現の仕方一つで結構 変わると思います。
The future not seen is got overさん>歌 詞にしては一行が長い と思います。言葉自体 は良いと思うので、そ こら辺の工夫をすれば いいのでは。 水槽の一日さん>「ス ピア」できましたね。 3回、今までに見てき たので、若干目新しさ に欠けましたが、歌詞 の良さは相変わらずで す。 MERさん>「対句」 ってやつですね。「吠 えあった」の表現、巧 いです。 櫻井智博さん>題材で まずプラスの印象。 が、「楽しい時もある しつらい時もある」が 安直すぎたかも。 東京ジュリアナ宴舞団 さん>一番この中で歌 詞っぽいです。字数も しっかり考えてあっ て。私、これと似たよ うな設定で作った歌詞 あるんですが、これみ たら、出す気失せまし た。私より数倍上手で す。 ブループールさん>最 後の一行が、なんか蛇 足(?)に感じまし た。もう何段落かに分 けた方が見やすいか も。
1・2・4・5組目 は文句なしです ただ6組目に発展途 上的な印象を受けま した。 3組目は状況がちょ っとつかみづらいと ころがあった。
T:残念ながらオフエアになった3組の皆さん、またの挑戦をお待ちしています。 新しい歌の創造者は・・・ あなたたちです!